難関国立理系コースの特長

難関クラスでは、大学が要求する高い記述力養成を目的としたハイレベルな授業を展開します。1学期は、記述力を支える基本事項の確認も交えながら授業を行います。2学期からは、各大学の傾向に即したより実戦的な問題演習を行い、設問者の意図を汲み取り、問題が要求する解答を作ることのできる力を身につけます。週の授業数は、記述数学を週4回、理科を週6回と、理系教科に特化した時間割になります。また、個人の解答添削も授業担当講師が丁寧に行い、解答の作り方を徹底して学習していきます。
マーク模試の点数は順調に伸びていたのですが、センター本番で、国語が6割ほどしかとれず、まさかの大失敗。センターリサーチの阪大合格可能性はE判定でした。それでも諦めきれず、すぐに二次対策の勉強を始めました。点数開示では、合格者24人中11位の得点で、諦めず受験して本当に良かったと思います。予備校の1年間で、特に数学と物理・化学の2次力を鍛えられたことが、逆転につながったと思います。理系の学部の入試は二次の配点が高いので数学と理科は時間をかけて勉強するといいと思います。
手帳にその日の勉強計画を書き、それを毎日振り返って不足や偏りがないかチェックして次の日以降に生かすようにしていました。物理は高校のときはひたすら公式を暗記するものと思っていたのですが、予備校では授業で公式の導出課程や意味を丁寧に教え直してくれたので、それをしっかり理解することで成績が伸びていきました。地理は間違えた問題をピックアップして、なぜ間違えたのかを関連知識を補いながらリストアップして次に同じ過ちを繰り返さないようにやっていました。
現役ではセンター試験が782点で、京大を受験しました。ただ二次試験本番では全く問題を解くことができず、不合格。成績開示によると合格最低点から約100点も下でした。浪人が決まり、あともう1年も勉強しなければならない事実に、本当に絶望しました。ただそれと同時にもう二度と落ちたくない、悲しい思いをしたくないので、勉強をがんばるしかないと思いました。どんな難関大学でも、まず重要になっていくのは基礎力だと思います。予備校の授業では基礎からやっていくので、授業を受け、基礎の定着を行い、授業で扱った内容分野の問題を繰り返しやることで徐々に基礎力を身に着けていきました。京大工学部では、地理がセンター試験の点数配分の半分を占めるので、地理の得点も重要視されますが、週1回の授業で、実際にセンター試験で出題されることを的確に教えてもらい、90点とることができました。また、二次試験に英数理の他にも国語があるため、国語は授業内で練習を行い、添削してもらうことで、力を身につけていきました。
国立理系コースは全国の国公立大学を志望する方、金大コースは金沢大学を中心とした地元国公立大学を志望する方のコースです。
理系の学部は数学と理科の出来で合否が決まります。特に数学の苦手な人は、基本の計算と典型的な解法を繰り返し練習しましょう。1学期~夏期講習までは基本を重視した授業を行いますので、この期間に基礎を固めてください。また、現役時は理科に時間をかけられなかったという声も多く聞きます。今年はじっくり時間をかけて取り組みましょう。ただし、共通テストも疎かにはできませんので、国語や地歴公民は授業を中心に勉強し、教科間のバランスを考えて進めていきましょう。
2020年度 | |
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人間社会26・理工12 医薬保健14・後期一括3 | 55名 |
2019年度 | |
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人間社会16・理工4 医薬保健17・後期4 | 41名 |
2018年度 | |
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人間社会14・理工15 医薬保健17・後期4 | 50名 |